2019年11月22日
こんにちわ(^^)
今朝からニュースでも取り上げられ、よく聞く言葉になりました。
【ブラックフライデー】
正直あまりよく分からず「買い物するのにめっちゃ安い日」くらいの認識です。笑
実際、去年のブラックフライデーに何も知らずショッピングモールの近くを通りかかったら
夕方にもかかわらず駐車場入り口が、すごい車列!!
「入庫まで30分待ち」の看板を持った警備員さんがたくさん!17時なのに!
そんなに安いのか?と調べてみると、半額なんて当たり前!
90%オフという文字もある・・・すごい。
今日はそのブラックフライデーを深堀りします。
【ブラックフライデー】とはアメリカが発祥の年末商戦の幕開けとなるもので
11月の第4木曜日(アメリカの感謝祭)の翌日に広く行われる大セールのことです。
感謝祭用の品物の売れ残りを低価で売り出し、それを求めお客さんが殺到し
その1年が「黒字」になるほどの売り上げを上げるため
「黒字の金曜日」からブラックフライデーと言われる、というのがどうやら一般的な由来だそうですが、
じつは当初はもっと暗い意味があったそうです。
そもそも「ブラック」で始まる言葉には悪いことを表すことが多く、
例えば「ブラックマンデー」は、ニューヨーク株式市場の大暴落が月曜日に起こり、
アメリカ経済に何年も影響しました。
日本でも「ブラック企業」「ブラック校則」など、やはりネガティブな意味合いが多いです。
はじめて「ブラックフライデー」という言葉が使われたのは約70年前。
フィラデルフィアの交通警察隊がその日を恐れて使った言葉のようです。
11月の第4金曜日、大規模セールが行われる中心街の小売店などの恐ろしい人混みや混乱、
ひどい交通渋滞を整備することにゾッとして「ブラックフライデー」と言い始めたそうです。
警察の方々にとって魔の金曜日だったんですね・・・。
しかしその日を嫌っていたのは警察だけではなく、商店側にも・・・。
ブラックフライデーの激務に嫌気がさし仕事を休む人が続出したのだとか。
店員と客の比率差も大混乱の一因になり、まさに悪循環ですね。
『感謝祭後の金曜日症』なんて言われ、“腺ペストに続く影響がある”という記事まで出たそうです。
当然、商店は最高の利益を上げる日に、ネガティブな印象の「ブラックフライデー」という言葉を
使うことを好まなかったので、ポジティブなひねり(冒頭の“黒字”)を加え、
今や日本にまで浸透してきています。
しかしネガティブな問題は完全に解決していませんよね。
どこのお店も混雑でごった返すのではないでしょうか・・・。
もしブラックフライデーのセールに行く予定であれば、交通マナーも含め、
混雑の中でも周囲への気遣い、おもいやりを忘れないようにしたいですね(^^)