2019年12月12日
今や「迷信でしょ」と言われてしまいそうな、天気にまつわる先人の知恵。
みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
◆ツバメが低く飛ぶと雨が降る
ツバメのエサとなる虫は湿度が高い時には低い位置を飛ぶそうで、
それを狙うツバメも必然的に低い位置を飛ぶからだそうです。
◆猫が顔を洗うと雨が降る
猫は湿気を敏感に感じ取ることができるんです。雨が近づいて湿気が多くなると、
ヒゲに張りがなくなり狩りの成功率が低くなるのでヒゲを整えるために顔を洗うそうです。
耳の後ろまで洗うと雨が降り、耳の前までを洗うと曇りでも雨が降らないようです。
◆カエルが鳴くと雨が降る
“アマガエル”という名前のとおりですね。
カエルは気圧の変化を敏感に感じ取り、雨の前に鳴くのだそう。
◆遠くの音がクリアに聞こえると雨が降る
遠くの鐘の音や電車の音が聞こえる時、これは周囲が静かなだけではありません。
音は湿度が高くなると伝わりやすく、温度の高い方から低い方へ曲がる性質があり、
晴れの日は地面の温度が高くなり音が上へと逃げるため、遠くの音はあまり聞こえないのですが
雨が降る前は地上と上空の温度差が小さいため音が上へ逃げにくく、
遠くの場所まで音が届くという仕組みです。
◆飛行機雲がなかなか消えない時は雨が近い
飛行機雲ができるための条件は2つあり、
①上空の気温が低いこと
②上空の湿度が高いこと
よって飛行機雲がすぐに消える場合は、上空が乾燥しているため晴天が続き、
雲がなかなか消えない場合は雨が降るのが近いという事が分かります。
さて、ここまで書きましたが、全部「雨」・・・。
晴れよりも雨を予測したいというのは、昔も今も変わらないようですね(´∀`;)
最後は晴れやかに「晴れ」で締めましょうか。
◆夕焼けがきれいだと明日は晴れ
一般に天気は西から東へと移り変わります。なので夕焼け(西の空)がきれいに見える時は、
明日にかけてやってくる空に雲がない事を意味するのです。
移動性の高気圧と低気圧が交互に通過する春や秋にはよく当たるそうですよ(^^)
今ではスマホアプリなどで簡単に天気予報が見れますが、
たまには自然に目を向けて、天気を感じとるのもいいですよね。
もしくは子供時代に戻って靴を飛ばして占いましょうか(^^)/笑