2020年02月27日
新型コロナウィルスについて
現時点で、分かっていること・できることを、まとめます。
■潜伏期間
1日~2週間超 (最大27日の例も)
■症状
多くの人は無症状。
症状が出る場合は、発熱・咽頭痛・咳が1週間前後持続し、
強い倦怠感(体のだるさ)を感じる人が多い。
4日を過ぎても発熱が続き、激しい咳が止まらなかったり
息苦しさなどの呼吸器症状が悪化した際は肺炎が疑われる。
■対応
風邪程度の症状であれば自宅で安静にし、様子を見る。
その際、家族と接する時もマスクを着用し、こまめな手洗いと手指消毒を徹底する。
1週間程37.5度以上の熱が続いている、呼吸が苦しくなってきた、
少し体勢を変えるだけで激しく咳が出るなどの場合は
専用相談窓口(都道府県名 コロナ 相談センター、などで検索)に電話をし
接触者外来のある医療機関を受診する。
その際マスクを着用するなどして周りへの感染に気をつけましょう。
妊娠をされている方は症状が出てから2日程度でも相談窓口に連絡の上、医療機関への受診を勧められています。
高齢者、基礎疾患のある方は外出を控えてください。
基礎疾患:心臓疾患、糖尿病、腎機能障害、透析患者や生物学的製剤・抗がん剤・免疫抑制剤などを投与されてる方。
小児においては重症化の例は少ないと言われています。
■検査
PCRという核酸検査で増幅してウイルスを検出します。
現状は600件/日ほどしか検査に回されていません。
相談件数は7000件/日ほどなので、実際に検査してもらうのは重症の方など限られた方のみとなっています。
■治療
現時点で特効薬はなく主に対処療法となります。(解熱剤や咳止め薬など)
HIVや抗インフルエンザ薬などが有効ではないかとの意見がありますが、まだ証明には至っていません。
■感染対策
人が集まる場に行かない。
会社・学校・自宅についたらまず手を洗いアルコール消毒をする。
時差出勤で混雑時間帯を避け、可能であればテレワークが推奨されています。
37.5度以上の発熱、咳、倦怠感のある場合は会社・学校は休み、自宅療養する。
咳が出る場合は必ずマスクを着用し、やむを得ない場合は咳エチケットを徹底する。
上記はすべて2020年2月27日(木)現在の情報です。
ウイルスの情報等は日々更新されていますので
新しい情報は毎日のニュースや厚生労働省のHPなどでご確認ください。