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睡眠と免疫力の関係

 

新型コロナウイルス感染症がまだまだ世界で蔓延しています。

 

予防法として、うがい、手洗い、アルコール消毒などが重要視されていますが
免疫力を低下させないようにすることも重要です。

 

そこで、今日は『睡眠と免疫』のお話です。

 

睡眠と免疫力との関連性はよく知られた話かと思います。
簡単に言えば、睡眠不足になると感染症になりやすいということ。

 

睡眠時間が7時間未満の人は、睡眠時間が8時間以上の人と比べ
3倍も風邪をひきやすいというデータもあります。

 

なぜ睡眠不足では風邪をひきやすいのでしょうか?

 

細菌やウィルスに対する抵抗力(免疫力)は、睡眠中に維持・強化されています。

良い睡眠をとると、自律神経の働きが良くなり、汗や体温を上手に調節して体を一定の状態に保ちます。

 

そして睡眠中は免疫力アップにとって重要な成長ホルモンが分泌されているので、
質の良い睡眠をとることが大事なのです。

 

そのため睡眠時間が短かったり、細切れにしか眠れなかったりする状態が続くと、
身体の抵抗力(免疫力)が落ちて、風邪やインフルエンザにかかりやすく、かつ治りにくくなってしまいます。

 

風邪を引くと自然と眠たくなるのは、身体が発するSOSであり免疫力をあげるための自然な機能なのです。

 

 

免疫力をアップさせるためには睡眠以外にもあります。

 

バランスのいい食事や適度な運動も大切ですし、
身体を温めるのもいいですよ(^^)/

そして『笑うこと』も免疫力アップにつながります!
ストレスは大敵です(>_<)

 

 

新型コロナウイルスの影響で、日本だけでなく世界規模で多くの施設が休館となり、
イベントやスポーツの試合は中止や延期になり、ついにオリンピックも延期が決まりました。

 

外出を控える自粛ムードが漂っていて、気分も上げにくいですが
なんとか楽しみを見つけて日々をストレスフリーで過ごせますように・・・。

 

 

衣替え

 

皆さま、3連休はいかがお過ごしでしたか?

新型コロナウィルスの件もあり、外出しにくいのでお家で過ごす時間が増えた方も多い事と思います。

 

だんだん気温も上がってきたので、少しづつ衣替えを進めている人も多いのでは?

 

冬→夏への衣替えはだいたいゴールデンウィークを目安にすると言われていますが、
分厚いセーターやコート、裏起毛の服などは、今が春物の薄手の服と入れ替える時期です(^^)/

 

 

衣替えをスムーズに進めるコツはズバリ3つ

①洋服を整理し、いらないものは捨てる。
②一年中着るもの、真夏の服、真冬の服、春と秋に着るもの、と4つのカテゴリーに分類する。
③洋服に合った収納をする。

カテゴリー別に衣装ケースを分けて、パッと見て分かるようにラベルなんかを貼るといいですね(*^-^*)

 

 

衣替えで数カ月ぶりに出してきた洋服に、
収納時には無かったはずのシミやシワなどが出来ている場合があります。

 

トラベル別 対処法

 

シミ・黄ばみ・におい
覚えのないシミや黄ばみ、臭いは洋服の繊維の奥に残った皮脂汚れが原因です。
収納する前に酸素系漂白剤につけ置いてから、洗濯をするようにしましょう。

 

シワ
半年ぶりに洋服を出してみたらしわだらけで、アイロンがけが大変!なんてことも。
シワが気になるデリケートな洋服はハンガーを使い吊るして収納しましょう。
たたんで収納する場合は、何着も重ね無いようにし、一番シワになってほしくない服を一番上に置きましょう。

 

虫食い
長期間着ない洋服、特にセーター類は防虫剤を使って虫食いを防ぎます。
防虫剤の成分は空気より重いので、一番上の洋服の上に乗せるようにしましょう。

使わない洋服は段ボールに入れてしまいたくなりますが、
段ボールでの収納は湿気が多く虫に食われることが多い方法です。
タンスやプラスチック製の衣装ケースがオススメです。

 

 

 

ちょっとしたひと手間で、次に着る時期に気持ちよく衣替えができるようになりますよ(^^)/

 

 

春の鳥

 

ポカポカいいお天気で気持ちいいですね(*^-^*)

そんな今日は春の鳥をご紹介します。

 

 

春の鳥と言えば、「ホーホケキョ!」のウグイスが有名ですが、
そのウグイスと思っている鳥はじつはメジロかもしれませんよ…!

 

メジロは名のとおり目の周りが白く、背中は若草色をして、花にくちばしを差し込んで蜜を吸います。
スズメよりも小さくて、とても可愛らしい鳥です(^^)

パッと「うぐいす色」を言われると、このメジロのような緑色が浮かびませんか?
じつはウグイスはこんな色をしていないのです…(゚Д゚;)

 

 

ウグイスは、じつは茶色。
ほんのーーーり、緑がかっているようにも見えますが、茶褐色でとても地味なんです。

よく、梅の木とセットでイメージされますが、それは前述のメジロなんです。
ウグイスは梅などの花の蜜は好まず、笹やぶを好みます。

春には「ホーホケキョ」と鳴きますが、冬は「チャッ、チャッ」と鳴きます。

 

 

毎年、春に東南アジアから子育てのため日本に渡って来ます。軒下に巣を作る、なじみのある野鳥ですね。

 

ツバメの巣は商売繁盛の印と言われています。

一般の民家でもツバメの巣のある家は安全であるという言い伝えもあるため
巣立っていった後の巣を大切に残しておくことも多く、
フンで悩ましいながらも巣作りを歓迎する派が多いそうです。

 

 

 

名は「黄色いヒタキ」の意。※ヒタキとは鳥の種別です。

オスは、眉と胸からお腹にかけてが黄色く、喉はオレンジ色、翼には白斑があり、とてもきれいな鳥です。

一方メスは、全体が地味なオリーブ色をしています。

 

 

 

スズメとよく間違えられるホオジロ。

スズメとの見分け方は茶色の下面や顔の模様を見ます。

名前は「頬白」ですが、実際に白い部分は頬というより目下あたりです。
北海道では春~の鳥ですが、京都では1年を通して見られるようです。

 

 

 

 

スズメやハト、カラスなどは馴染みのある鳥ですが、
こうして季節の鳥に目を向けてみるのもいいですね(*^-^*)

 

 

点字ブロック

世の中にはたくさんの記念日がありますが、

今日は点字ブロックの日です。

 

 

普段、道を歩いていると当たり前のように目にする点字ブロック。

視覚障害者の方が足や白杖をつかって地面の触感を認識し、安全に歩けるようにサポートするためのものです。

 

この点字ブロックですが、実は日本発祥なんです。

 

 

1965年に発明家の三宅精一さんが点字ブロックを考案しました。

その後、岡山県立岡山盲学校の近くの横断歩道の前に点字ブロックを
私費で設置したのが1967年の3月18日

 

三宅さんは発明品の中でも特に交通問題に関するものに興味を持ち、数多くの特許も取得しています。

 

ある日、白杖を持った視覚障害者の人が道を横断しようとする際に、
車にひかれそうになったのを目撃し、

「視覚障害者の安全な歩行」について考えるようになったそうです。

 

 

その後、盲人福祉の先覚者の岩橋英行さんと知り合い関わるうちに、三宅さんは

「視覚障害者が自立をするために、単独で安全に歩行できるシステムを日本全国に導入する」

という目標を掲げ、残りの人生をかける決心をします。

 

 

 

三宅さんのアイディアを形にするという大役を担ったのは、当時建築会社に勤務していた弟の三郎さんでした。

 

ここから三宅兄弟による、壮大なプロジェクトが始まります。

 

試作を繰り返し誕生した点字ブロック第1号が設置されたのが、冒頭でお話しました1967年3月18日です。

日本初はもちろんのこと、世界でも初めてとなる点字ブロックでした。

 

 

ここに設置された点字ブロックは世界各国からも高い評価を得ました。

しかし当時の日本は高度経済成長の真っ只中につき、日本としては経済の発展が第一だったため
国をあげて福祉制度を支えていくという考えには残念ながら至りませんでした。

 

 

物語が再び動き出したのは初の点字ブロックが設置されてから3年後の1970年。

三宅兄弟の元に「東京都高田馬場一帯に点字ブロックを採用したい」との連絡が入ったのです。

 

 

高田馬場周辺は日本盲人センターや日本点字図書館などの盲人施設が多く、

東京都は同年、高田馬場駅東側一帯を「交通安全モデル地区」に指定するという
初のプロジェクトを立ち上げたことにより、その後点字ブロックは全国へ広がっていきました。

 

1973年にはオイルショックの影響で経済成長にストップがかかり、
政府も福祉に対する予算をようやく作るようになったことで、点字ブロックの普及はさらに拡大したのです。

 

 

三宅精一さん発案の元、弟の三郎さんと二人三脚でJIS化までこぎ着けた点字ブロック。

 

2012年には『点字ブロックの国際規格は日本のJIS規格に基づいて定める』と決定され、
三宅兄弟が生み出した点字ブロックはついに世界のスタンダードとなり、
今現在も各地に設置され続けています。

 

「視覚障害者の安全歩行を支える仕組みを作りたい」という熱意が

今では世界の視覚障害者の人々を導くものとなっているのです(^^)

 

 

 

 

点字ブロックの上に自転車を停めたり、物を置いたりすると、視覚障害者の人は道を塞がれてしまい、
つまづいて怪我をしてしまったり等のトラブルもあります。

 

視覚障害者の方が安心して歩けるように、健常者はマナーを守らなくてはならないですし、
お互いが過ごしやすい環境を整え、当たり前の事として普及していけば
日本の社会福祉の今以上の発展につながるのでは、と思います(^^)/

 

 

 

6人の盲人とゾウ

 

「6人の盲人とゾウ」という寓話をご存知でしょうか。※寓話とは教訓を目的としたお話の事です。

 

あなたは他人の意見に耳を傾けることができますか?
人の見方や考え方を尊重することが出来ますか?
「6人の盲人とゾウ」という物語には、そんな問題へのヒントが込められています。

 

 

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昔々、ある村に6人の目の見えない男たちが住んでいました。

ある日、村にゾウがやってきました。
6人の男たちはゾウがどのような姿をしているのか知りたいと考えました。

 

「そうだ!触れば分かるかもしれない!」

 

全員がそれに賛同しました。

「触ればゾウがどんな姿なのかきっと分かるぞ!」

 

まず1人目がゾウの耳を触り、前後に滑らせながら、
「うーん、ゾウはまるで扇のようだ」と言いました。

 

今度は2人目が足を触り「ほー、まるで太い木の幹のようだ!」

3人目はしっぽを触り「まるで縄みたいだよ。」と言いました。

 

牙を触っていた4人目は「なんだ、槍のようじゃないか!」

5人目はお腹をさすりながら「いやいや、これは高い壁のようですね」と言います。

 

そして6人目が鼻を触りながら言いました。「みんな間違ってるよ。ゾウはまるで蛇のようだ。」

 

「いや、違う!ロープみたいだ。」

「蛇だよ。」

「高い壁でしょ。」

「みんな間違ってる!私が正しい!」

「いや私だ!」

「そんなはずはない!」

 

こんな風に、6人が思い浮かべたものは、それぞれまったく異なるものでした。
その後も意見が一致することなく、何時間も議論を続けました。

 

らちがあかず、6人は村長に相談に行きました。

 

そこで村長は言いました。

「あなた方は皆、正しいのです。話が食い違っているのは、6人がゾウの異なる部分を触っているからです。
ゾウは、あなた方の言う特徴を、全て備えているのですよ」

 

 

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この物語に込められたメッセージは
「視野が狭いと全体の姿を把握することができない」
「物事の一部だけを知って、それがすべてだと思い込んではいけない」
「人の意見に耳を傾ける大切さ」などです。

 

木を見て森を見ず、に近い物がありますね。

 

この6人は仲間の言うことには耳を貸さず、皆自分が感じたことだけを主張しています。
ですが全員が一部分だけで判断した、つまりは推測だけでものを言っているだけなのです。

 

 

ここまで極端ではなくても
日常で議論がかみ合わないことはたまにありますよね。

 

この『6人の盲人とゾウ』のお話を思い浮かべると、議論が整理されるかもしれませんね(^^)

 

 

 

雨を詠う

 

こんにちわ(^o^)/

先日、訪問先で利用者様に万葉集の和歌を教えて頂きました。

その日は雨が降っていて、私は「嫌な天気ですねぇ」なんて笑っていたのですが、
「雨の情景を素敵にうたった和歌があるんですよ」と、教えてくださいました。

 

 

『ひさかたの雨も降らぬか雨障み君にたぐひてこの日暮らさむ』

 

現代語訳では
「雨よ、どんどん降ってね。そうしたら出かけずにすんであなたに寄り添って今日一日過ごせるから。」
という意味だそうです(´ー`)

電車も車も性能のいい傘もない時代、雨=家だったんですもんね。

 

もうひとつ。

『我妹子が赤裳の裾のひづつらむ今日の小雨に我れさへ濡れな』

 

現代語訳では
「愛しい彼女のスカートのすそを濡らしていだろう今日の雨に、私も濡れよう。」

遠く離れていても空はつながっているから、いま同じ雨に濡れているかな…と、
遠くにいる愛しい人を想う歌です。

 

 

「雨よ、降ってくれ」と思う人、「雨よ、降らないで」と思う人。
都合によって雨に対する印象って大きく変わるようですね(*^-^*)

利用者様は「考え方を変えると雨もいいもんですよ」と笑ってらっしゃいました(^^)素敵です!

 

 

この他にもいろいろな和歌を教えてくださいましたが、どれもロマンチックで素敵なんです。

万葉集なんてすごく昔のものなのに、現代語訳すると今の時代に共通する思いも多く、
全然色あせてないのがすごくオシャレだなと思いました。

 

 

次の訪問時には「春をうたった和歌」を教えて下さるそうで、今から楽しみです(^^)/

 

 

【新型コロナウイルス感染症への対策のお知らせとお願い】

 

 

日頃から【いきいき365訪問看護ステーション】のサービスをご利用くださいましてありがとうございます。

今回の新型コロナウイルス感染症の拡がりをご心配されている事と思います。

 

そこで、皆様に【いきいき365訪問看護ステーション】の考え方と対応、
サービスを続けるための職員体制について、お知らせ致します。

 

また、訪問看護/リハビリにあたり皆様にお願いしたい事もお伝え致します。

何卒ご了承の上、ご協力頂きたくお願い致します。

 

 

①いきいき365訪問看護ステーションの方針

 

本ステーションでは現在の状況下にあっても、
できる限り通常通りの訪問看護サービスを提供したいと考えています。

しかしその際、ご利用者様やご家族の皆様が新型コロナウイルス感染症にかかる可能性や
訪問看護やリハビリを行うスタッフがかかる可能性を想定した対応をします。

 

 

1)スタッフ全員、毎日検温を行います。37.5℃以上の発熱やのどの痛み、咳、だるさといった症状が
少しでもある場合は、新型コロナウイルス感染症の診断がつかなくても自宅待機とします。

 

2)スタッフの家族に発熱等の症状がある場合も同様に、症状が治るまでの間は自宅待機とします。

 

3)研修会を含め、多くの人が集まる会への参加は致しません。
必要時は感染予防対策を行ったうえで参加致します。

 

4)感染拡大や、学校等の休校により出勤困難なスタッフが増えた場合、
状態が安定されている方には訪問回数を減らすなどのご相談をさせて頂きます。
また、担当スタッフ以外の者が、代わりに訪問する場合もあります。

 

5)スタッフは訪問時、手洗いを徹底しマスク着用で、場合によってはガウン等を着用することもあります。

 

 

 

②ご利用者様・ご家族様へのお願い

 

1)スタッフは、訪問時にご利用者様・ご家族様が発熱等の症状がないか確認をさせて頂きます。

 

2)ご利用者様が新型コロナウイルス感染症を疑われた場合は、主治医と相談し対応させて頂きます。
他のご利用者様へのウイルス感染を予防するため、症状によっては訪問看護を中止させて頂くか、
訪問を1日の最後の時間に変更させて頂く事があります。

 

3)ご家族様に発熱等の症状がある場合は、スタッフが訪問しご利用者様の看護やリハビリ等を実施している間は
別室にて待機してくださいますようお願い致します。

 

4)厚生労働省作成の下記資料『感染対策へのご協力をお願いします』等をご参考にして頂き、
ご利用者様・ご家族様も手洗いや咳エチケットを行い、マスクを着用していただく事をお願い致します。

 

 

※クリックで拡大します。

 

 

600℃の法則

 

こんにちわ(^o^)/

 

先週、梅・桃・桜の見分け方はお伝えしましたが、
今日は『開花』、中でも間近に迫った『桜の開花』についてのお話です。

 

みなさん、『桜の開花宣言』をご存知ですか?

テレビなどで、「桜が開花しました!」などと発表されますが、誰がどんな基準で宣言するのか・・・。

 

各テレビ局の判断でもなく、気象予報士の判断でもなく。

 

この開花宣言は気象庁の職員の方が行っています。

 

 

各地の気象台が観測する「標準木」というものがあり、
気象庁の職員の方が目視で確認し、この標準木が5~6輪咲いていると開花宣言となるそうです。

標準木は各地にあり、東京は靖国神社、大阪は大阪城公園、岐阜県は清水川堤、などがあり、
各地の気象台からの「近さ」で決められたものです。

 

 

その標準木の開花にはある法則があると言われています。

 

それは『600℃ の 法則』です。

 

「その年の2月1日以降の最高気温を足して、合計が600度を超えた日に桜が開花する」というものです。

 

ちなみに東京では、昨日までで合計約570℃くらいだそうで、
この法則にのっとるとあと2~3日かな?という感じですね(^o^)/

 

 

開花宣言がされてから、約1週間で満開となります。
今年はコロナの影響でどうなるかわかりませんが、入学式を満開の桜で迎えられるといいですね(´ー`)

 

 

やりすぎ注意!間違った耳かき

 

耳掃除って気持ちいいですよね~(*´Д`)

 

耳の穴には、快感を生じさせる迷走神経が走っていて
耳かきの刺激で気持ち良くなるのだそうです。

一方で耳掃除をするとその刺激で咳が出るタイプの人も2割ほどいるみたいです。

そんな身近な耳掃除ですが、やりすぎは逆効果なんです。

 

耳あかには抗菌作用がありるので、除去しすぎると、カビが生えたり、菌が繁殖したりする可能性があります。

耳あかを深く内部に押し込んでしまう場合もあり、聴力に支障が出たり鼓膜が破れるなんてことも(゚Д゚;)

 

 

外耳道炎は、耳あかの取りすぎが原因ということが多いので耳掃除はほどほどにするべきなのです。

 

 

そもそも耳あかというものは、新陳代謝によって剥がれ落ちた皮膚や耳に入ったほこりやゴミなんかが
耳からの分泌物などが混ざって溜まったものです。

 

外耳道にはもともと自浄作用が備わっているので、耳あかは自然に排出されるように働きます。

 

ご飯を食べたり、話をしたりで顎を動かす度に、
耳あかが顎の動きからの振動よって外耳道から外へと出ていくんですって(´゚д゚`)

 

 

耳あかには皮膚の表面を潤す働きもあるので、取り除くことによって耳がより乾燥したりしてしまい
乾燥がかゆみに繋がり、繰り返し耳かきや綿棒を使ってしまう・・という悪循環となります。

 

 

耳掃除は、1ヶ月に1回、多くても週1回が良いとされていて、
耳の入り口から1センチくらいのところまでに留めておくのがベストです。

耳かきを深くいれすぎると、かえって耳あかを奥に押し込んでしまったり
外耳道を傷つけてしまう可能性があるので、ほどほどに・・・。

 

乾いた耳垢の人は、耳掃除はいらないとも言われています。

湿った耳垢の人は、耳かきで外へ取り出すようにするといいみたいですよ(^^)/

 

 

正しいケアで耳を健康に保ちましょうね(*^▽^*)

 

 

ありがとうの日

 

今日は3月9日、
語呂合わせでサンキュー。ありがとうの日です(^^)/

 

「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」

有(あり)+難し(がたし)
有るのが難しい、つまり、“めったにないようなこと、貴重なこと”
というのが言葉の成り立ちのようです。

 

めったにないようなことが起こると、
ラッキー!ありがたい!と、いうわけです。

 

 

さらに語源をたどるとある説が。

 

 

むかしむかし、お釈迦様が弟子に
「あなたは人間に生まれたことをどう思いますか?」とたずねたそうです。

 

弟子は「はい、大変喜んでおります。」と答えました。

 

お釈迦様は「その喜びはどれほどですか?」と弟子にたずね、弟子は困ってしまいました。

 

そこでお釈迦様はひとつ、たとえ話をしました。

 

果てしなく広い海に目の見えない亀が1匹います。

その亀は100年に1度だけ浮上し、海面に顔を出すそうです。

広い海には丸太が浮いていて真ん中に小さな穴が開いています。

穴の開いた丸太は風に流され、東へ西へ北へ南へと漂います。

さて、この目の見えない亀が100年に1度顔を出したとき、
亀の顔がたまたま丸太に開いた穴に入ることはあると思いますか?

 

 

弟子は「さすがにないと思います。」と答えました。

 

でもお釈迦様は続けます。

 

「絶対にないと言い切れますか?何千、何億、何兆年たっても絶対にないといえますか?」

 

「うーん・・・」

 

「人間が生まれるということは目の見えない亀が丸太の穴に顔を入れるよりも難しいことなのです。
有難いことなのですよ。」

 

 

これは『盲亀浮木のたとえ』というお話だそうです。

 

人間に生まれて本当に良かった!!!と熱い気持ちを持つか持たないかは自由として・・・(笑)
それくらいの気持ちから生まれた言葉なんですね(^^)/

 

 

ちなみに「ありがとう」の反対語は何だと思いますか?

答えの1つが「あたりまえ」です。

 

「有り難い」の逆だから「あたりまえ」。

 

“それくらいしてくれて、あたりまえ”

「あたりまえ」という心からは「ありがとう」の感謝は生まれませんね。
出てくるのは不平不満ばかりです。

 

 

「ありがとう」という5文字に込められた思いは様々ですが、
言った方も言われた方も両者ともにハッピーになる不思議な言葉です。

 

身近な人へ改めて感謝する1日にしたいですね(*^▽^*)