2020年03月09日
今日は3月9日、
語呂合わせでサンキュー。ありがとうの日です(^^)/
「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」
有(あり)+難し(がたし)
有るのが難しい、つまり、“めったにないようなこと、貴重なこと”
というのが言葉の成り立ちのようです。
めったにないようなことが起こると、
ラッキー!ありがたい!と、いうわけです。
さらに語源をたどるとある説が。
むかしむかし、お釈迦様が弟子に
「あなたは人間に生まれたことをどう思いますか?」とたずねたそうです。
弟子は「はい、大変喜んでおります。」と答えました。
お釈迦様は「その喜びはどれほどですか?」と弟子にたずね、弟子は困ってしまいました。
そこでお釈迦様はひとつ、たとえ話をしました。
果てしなく広い海に目の見えない亀が1匹います。
その亀は100年に1度だけ浮上し、海面に顔を出すそうです。
広い海には丸太が浮いていて真ん中に小さな穴が開いています。
穴の開いた丸太は風に流され、東へ西へ北へ南へと漂います。
さて、この目の見えない亀が100年に1度顔を出したとき、
亀の顔がたまたま丸太に開いた穴に入ることはあると思いますか?
弟子は「さすがにないと思います。」と答えました。
でもお釈迦様は続けます。
「絶対にないと言い切れますか?何千、何億、何兆年たっても絶対にないといえますか?」
「うーん・・・」
「人間が生まれるということは目の見えない亀が丸太の穴に顔を入れるよりも難しいことなのです。
有難いことなのですよ。」
これは『盲亀浮木のたとえ』というお話だそうです。
人間に生まれて本当に良かった!!!と熱い気持ちを持つか持たないかは自由として・・・(笑)
それくらいの気持ちから生まれた言葉なんですね(^^)/
ちなみに「ありがとう」の反対語は何だと思いますか?
答えの1つが「あたりまえ」です。
「有り難い」の逆だから「あたりまえ」。
“それくらいしてくれて、あたりまえ”
「あたりまえ」という心からは「ありがとう」の感謝は生まれませんね。
出てくるのは不平不満ばかりです。
「ありがとう」という5文字に込められた思いは様々ですが、
言った方も言われた方も両者ともにハッピーになる不思議な言葉です。
身近な人へ改めて感謝する1日にしたいですね(*^▽^*)