2020年04月06日
この時期、スーパーに行くと新玉ねぎが並んでいますね。
まだまだ新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、免疫力アップの観点で頼りになる玉ねぎですが、
その栄養効果を最も生かせるのが「新玉ねぎ」です。
新玉ねぎは柔らかくて、特有の辛さがなく甘いので、生でも食べやすいです。
そもそも玉ねぎの成分の何がどうスゴイのか?ですが
抗酸化力がトップクラス!
玉ネギ1個で1日に必要な抗酸化力がまかなえ、高血圧や動脈硬化の予防も期待できるのです。
玉ねぎ=血液サラサラ、はよく聞きますよね(^^)
玉ねぎの主な栄養素は2つ。
アリシン
切った時にツンとして涙が出る、あの刺激成分です。
体内の異物を攻撃してくれる細胞を活性化して免疫力を上げ、
発がん性物質の活性化を抑えたり、体外へ排出したりします。
ビタミンB1を同時に摂取するとアリナミンに変化し、糖の代謝をアップさせてくれます。
ケルセチン・ケンフェロール
ポリフェノールの一種で胃がんの原因と言われるピロリ菌から発生する活性酸素を無毒化してくれます。
さて、玉ネギの効果を取り入れるのに「新玉ねぎ」がいい理由ですが、
ズバリ『生で食べやすい!』からです。
玉ねぎのアリシンは水溶性で加熱に弱いです。
なので普段の玉ねぎを食べる際は水にさらしたり、
加熱させることでアリシンを除去して辛みが抑えられるのですが、
そのせいで栄養は逃げてしまいます。
ケルセチンも水に溶けだすため、玉ねぎは水にさらさず生で食べないとだめなのです(>_<)
ツンとした辛みが少ない新玉ねぎは、水にさらさなくてもスライスでおいしく食べられますよね(^o^)/
新玉ねぎを使った相乗効果メニュー
~玉ねぎスライスのかつお節乗せ~(免疫力アップ・糖代謝アップ)
水にさらさず、アリシンやケルセチンを最大限に摂取可能なメニューです。
スライスする際は「できるだけ薄く」してアリシンを多く発生させましょう。
かつお節は腸内環境を整え、玉ねぎの栄養効果を助けてくれます。
旨味成分のイノシン酸は血糖値の急上昇を抑えます。
かつお節のビタミンBと玉ねぎのアリシンの同時摂取で糖の代謝をアップさせ、
疲労回復にもつながる食べ方です。
簡単なので、いつもの食卓にぜひプラスしてください(^^)
玉ねぎに限らず、旬の野菜は栄養満点です(*^-^*)たくさん食べて免疫力を高めましょう!
※スーパーへの外出は認められていますが、不要不急の外出は控え、頑張って今を乗り切りましょうね(:_;)