2020年05月27日
こんにちわ(^o^)/
ジメジメと湿気が増えてきて、お弁当などの衛生状況が気になりますね。
そんな時は、ご飯の上に梅干しをポンッ!
梅干しのクエン酸が、お弁当の雑菌の繁殖を防いでくれるのです。
古くから、『日の丸弁当』として親しまれてきたものですが、理にかなったものだったのですね(^^)
また、クエン酸は胃腸の病原菌が繁殖することも防いでくれます。
胃がんに関係するピロリ菌も抑制するという研究結果が発表されているんですよ(^^)/
クエン酸だけでなく、梅干しにはリンゴ酸、ピクリン酸、コハク酸、ピルビン酸などの有機酸も含まれているため、
酸性に傾きがちな体を中和し、アルカリ性に保ってくれるそうです。
体がアルカリ性に近づくと、免疫力と抵抗力が底上げされるといわれています。
ほかにも、便通の改善や疲労回復、血栓予防、肝機能の強化など、梅干しの効果は広範囲にわたります。
梅干しはミネラルが豊富なので、貧血気味の人には特におすすめです。
梅に含まれるカルシウムとマグネシウムは加工して梅干しにすることで、それぞれ約5倍もアップするのです。
干したり塩漬けにしたりするだけで栄養価がグーンとアップするなんて不思議ですが、
このように梅を加工するのには理由があるのです。
梅にはアミグダリンという成分が含まれていて、体内に入るとめまいや呼吸困難を引き起こす毒素に変化します。
毒があるのは熟す前の青梅だけですが熟した梅にも極少量のアミグダリンが含まれています。
アミグタリンは砂糖や塩に漬けたり、干したりすることで無害化するので
昔から梅を加工して食べるのは、毒抜きという意味もあったようですね。
万能な梅干しですが、塩分も多いので食べ過ぎは禁物です。
1日1粒が目安ですので、気をつけましょうね(^^)/