2020年05月22日
耳元でわずらわしく『ブ~~ン…』と鳴るアイツ・・・。
そう、蚊です。
6月を前に蚊が活動を始めています。
蚊って、真夏より少し過ごしやすい今頃や秋に活発になるそうです。
就寝中に耳元に来られるとうるさいし、刺されたらかゆいし、嫌なことばかりですよね。
蚊に刺されるとなぜかゆくなるのでしょう?
ちょっと調べてみました。
調べると衝撃的な事が判明しました・・・。
蚊には針が6つもあるということ・・・(気持ち悪い)。
しかも、刺している時は6本すべて使っているそうで・・・(気持ち悪い)。
そこで疑問なのが普通なら針が刺さったら痛みで気付きますよね。
でも、刺されたあと、かゆくなって気付く事ばかりです。
蚊は人の皮膚にとまって針を刺したら、まず唾液を注入し皮膚を麻痺させます。
麻酔をかけてくれるなんて蚊なりの気遣いでしょうか・・・。
その後、針が詰まらないように血液が固まらないようする成分も送り込み、
最後に血液を吸い上げる太い針を刺し入れるそうです。
麻酔のせいで痛みに気付けないという事ですね。
蚊からすると人間に気付かれるなんて死活問題ですし、蚊が生き残るための構造なのだと思うとスゴイです。
さて。
かゆみの原因ですが、血液が固まらないようにする成分にあるそうです。
この成分を体から排除するために皮膚の中からヒスタミンを出すため、
それがかゆみを感じる神経を刺激して、かゆくなるそうです。
蚊も血を吸っている最中に麻酔成分や血液を固まらせない成分も含め吸い取っていくのですが、少し残ってしまい、
それが、アレルギー反応を起こしてかゆくなったり腫れたりするんですね~。
蚊は人間だけでなく犬や猫をはじめ、いろいろな動物の血も吸っています。
なので恐ろしい感染症の媒介もしてしまいます。
ウエストナイル熱、黄熱、ジカ熱、チクングニア熱、デング熱、日本脳炎、マラリア・・・。
地球上で一番人間を殺している生物は、蚊なんですよ・・・。怖。
蚊はたとえ絶滅しても地球上の何も影響は受けないそうです。
蚊を食糧とする生き物の生態が脅かされたり、花粉を媒介してもらっていた植物が絶滅してしまうことも考え得ますが、
それは蚊ではなくとも他の虫で埋め合わせることができるのだとか。
なので、バンバン駆除して大丈夫です(`・ω・´)
私たちができるのは、蚊の幼虫であるボウフラを棲みにくくすること。
空き缶やプラゴミやバケツなどを放置していると、雨水がほんの少しでもあれば、ボウフラはわいてしまいます。
そうです、家のまわりをきれいにすればいいのです。
雨水の溜まる場所を、なるべく減らす。
それだけで蚊を少しでも減らすことにつながるらしいです。
少しでも夏を快適に過ごせますように・・・!
蚊には申し訳ないですが・・・。笑