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訪問看護の歴史

訪問看護の歴史

 

「訪問看護」は、いつどのようにして始まったのか・・・?

今日は歴史をさかのぼったお話を。

 

今から100年以上前に始まった「派出看護」がもとになったと言われています。

 

訓練を受けた看護婦さんが患者と契約をむすび、自宅において看護を行っていました。
これだけ聞くと、今の訪問看護となんら変わり無く感じますが、大きな違いが・・・。
それは「上流階級家庭が対象」ということ。お金持ちの家庭だけの特権だったようです。

 

その5年後に鈴木雅という人物が慈善看護婦会を立ち上げ、
困窮者に対しての無料の派出看護を始めました。素晴らしいですね!

 

それから3年ほどたち、日清戦争が終わった頃、伝染病が蔓延したり
戦時の看護師たちの活躍が話題となり、「看護婦」という存在が世間に認知され、
派出看護の需要もぐんと高まったそうです。

 

高度成長期をむかえた日本は、医療も発展したこともあり平均寿命が延びましたが
核家族化が進んだり、1人暮らしの高齢者が増え、寝たきりの高齢者も増えるという社会問題も起こります。

 

1970年ごろからは病院・診療所からの訪問看護が行われるようになり、
1994年にはこれまで高齢者が対象であった訪問看護は在宅で医療を受けるすべての人が対象となりました。

 

そして2000年に介護保険法が成立となり、このころから病院での入院日数短縮化の流れが起こり、
人工呼吸器による呼吸器療法や、中心静脈栄養法など、
これまでは病院内で行われてきた医療処置を自宅で行う在宅患者が増えました。

 

こうみると、訪問看護の歴史ってまだまだ浅いことが分かります。
そして、言いかえると、まだまだ発展途中ということ。
これからの訪問看護の発展を担う気持ちで、日々頑張らないと!と気が引き締まりますね(^^)v訪問看護

 

 

今日は少し難しい話になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました♪

予防接種だけじゃない!インフルエンザ予防

インフルエンザ予防当ステーションのある京都でもインフルエンザの流行期に入りました。

予防接種を受けたのにインフルエンザにかかった、という話をよく聞きますが
ワクチンを打っていれば重症化することなく、比較的軽症で回復します。
抵抗力の弱いお年寄りや基礎疾患のある方は特別な事情がないかぎり
流行する前に毎年受けるのをおすすめします。

しかし・・・軽症で済むとは言っても、罹患すると出勤停止や登校禁止などで
生活に大きく影響してしまいますよね・・・。

 

そこで今日は日常のインフルエンザ予防のお話です(^^)/

 

インフルエンザウイルスインフルエンザの感染経路には主に2種類あります。

◆飛沫感染
インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみによって唾液が周囲に飛び散った際、
飛散したウイルスを他の人が吸い、体内にウイルスが入り感染します。

◆接触感染
インフルエンザに感染した人がくしゃみ等を手で覆う際、手にウイルスが付着します。
その手を洗わずに多くの人が触れるところに触れるとウイルスがそこに残ります。
そして後から同じところを触った人が、自分の鼻や口に触れ、感染します。

 

≪飛沫感染や接触感染を防ぐうえで大事なこと≫

1.マスクの着用(鼻や口はインフルエンザウイルスの入り口です)
2.手洗いの徹底(目には見えないウイルスが手にはたくさん付着しています)
3.うがい(帰宅時だけではなく、なるべくこまめにするのがおすすめ)

 

手洗い

より効果的な予防として、

▪ マスクは清潔なものを鼻までしっかり覆う。
▪ 顎までずらしたり、一度はずしたものは新しいマスクに交換しましょう。
▪ 手洗いの効率をあげるために爪は短く保つ。
▪ 手を洗い終わったらすぐに清潔なタオル等で拭き取り、しっかり乾かす。

 

インフルエンザウイルスに負けない体づくり・環境づくりも大切です。

 

十分に睡眠をとり、規則正しい生活を心がけ、バランスの良い食事をとりましょう。
ウイルスは乾燥を好むので空気の加湿も大切です。濡れタオルを室内に干すだけでも効果的ですよ(^^)
外出する際は、出来るだけあまり混まない時間帯を選びましょう。

 

いきいき365の職員たちも罹患ゼロを目指して予防に励みます!

ご挨拶

はじめまして(^^)

京都の訪問看護ステーション いきいき365です。

当ステーションのステーション名「いきいき365」とは、
利用者様及び御家族の方々が生き生きと生活できるように、
24時間365日支援とサービスを行う事業所の覚悟を表しました。

夜間や休日等の利用者様が一番不安になる時間帯にも対応する体制を整え、安心安全な在宅療養ができるように
24時間365日支援いたします。

医療度の高い利用者様、終末期の利用者様、人工呼吸器装着の利用者様、在宅でのリハビリテーション等、
すべてのニーズにお応え出来る様に、訪問看護・訪問リハビリ・訪問介護でのチームケアを徹底し、
より最適なケアとなるように調整し、提供しております。

外出が困難な利用者様へ訪問美容も行っております。

 

どんな症例でも「断らない」をモットーに、さまざまな症状に対応できる技術の向上にも努め、
利用者様、各事業所様から選ばれ続けられるステーションを目指し
日々努力することをお約束致します。

 

 

このブログを通しても、様々な出会いがありますように・・・(^^)

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