こんにちわ(^^)/
今日は2月28日。
通常なら今日で2月が終わりますが今年はうるう年なので29日までありますね。
4年に一度の「うるう年」。なぜ2月は1日増えたり減ったりするのでしょうか。
なんとなーく知ってるつもりな、うるう年のシステム。
じつはすごく複雑なメカニズムやルールがあるのをご存知ですか?
ザックリ言うと、暦を調整するために考えられたさまざまな工夫です。
日本で使われている「太陽暦」の1年は、365日とされています。
この365日というのは、地球が太陽のまわりを1周するのにかかる日数なのですが、
実は1年につき6時間ほど足りなくて、ピッタリ1周できないのです。
そのため、4年経つと、6時間×4=24時間ずれてしまいます。
24時間、つまりあと約1日分の時間が、周回スタート位置に戻るために必要になるというわけです。
(むむむ・・・たくさん数字が出てきて訳が分からなくなってきそうですが、続きます(´゚д゚`))
そこで「西暦の年号が4で割り切れる年」をうるう年と定め、
4年に一度、1年の日数を1日増やして調整するようにした、というわけなのです。
しかし!
この調整は完璧なものではありませんでした。
厳密に言うと、ズレは6時間ではなく5時間49分なので、
うるう年を設けたことによって1年につき約11分の増やしすぎ、という落とし穴が(゚Д゚;)ガーン
(あぁ・・・整理しながら書いていてもチンプンカンプンです(´・ω・`))
本来、400年が経つと、増えすぎた11分×400年分=4400分。
時間に直すと約73時間、つまり約3日分の時間が増えてしまうんですよね。
そこで、うるう年を3回減らすことによって、約3日分の時間を減らそうという狙いです。
うるう年の例外となるように制定されたのが
「西暦の年号が100で割り切れるけど400では割り切れない年」は、
うるう年にはならないというルール。
そうなんです、うるう年って4年に一度じゃないんです!!!!
みんな口々に「4年に一度」「オリンピックの年はうるう年」なんて覚え方してしまってますが、
違うのです!!!
4年に1回ではなく、400年に97回なんですねー(´゚д゚`)
2100年、2200年、2300年などは、例外ルールに当てはまるため、うるう年にはなりません。
いずれも100で割り切れて、400では割り切れない数字です。
2400年は100で割り切れますが同時に400でも割り切れるので、
例外には当てはまらず、うるう年となります。
ちなみに次は2100年です(^^)/
80年後です。残念ながら、生きてはなさそうです(´・ω・`)
というわけで、生きてるあいだは4年に一度という考えで全然大丈夫そうですね!笑
ちなみに“なぜ2月なのか”という理由ですが・・・
古代ローマの1年は3月から始まり、2月で終わりを迎えていた為、
わかりやすく最後の月となる2月に、うるう年を設定した、と言われています。
ちなみのちなみに、2月29日生まれの人は4年経たないと年をとらないのか?…と言われてる問題ですが
日本の法律では「年齢が増えるのは、誕生日の前日の24時」と定められているので
毎年2月28日の終わりの深夜にきちんと1歳年をとりますよ~(^o^)/